ドラマタイトル | 宮廷女官チャングムの誓い |
原題 | 대장금 |
年代 | 2003~2004 |
最高視聴率 | 55.5% |
ドラマ話数 | 全54話 |
朝鮮時代の宮中を舞台に繰り広げられる、女官チャングムの陰謀と病との戦いの物語。
才能と好奇心に溢れたチャングムは、女官から宮廷料理人、医女から王の主治医にまで上り詰めるます。
そんなチャングムを貶めようとする様々な罠に立ち向かう姿は今でも視聴者に感動と勇気を与えます。
『宮廷女官チャングムの誓い』キャスト紹介
金正日が大ファンだったことでも有名なイ・ヨンエが主演を勤める「宮廷女官チャングムの誓い」。
そんなイ・ヨンエを力強く支えるのはチャングムを演じるのはチ・ジニ。
そして、「王様専門俳優」として有名なイム・ホは「宮廷女官チャングムの誓い」での出演を通じてその地位を確立しています。
イ・ヨンエ(이영애) / ソ・ジャングム, テジャングム(チャングム)
出典元:post.naver.com
幼い頃に親をなくすが、持ち前の好奇心から様々な経験をする。やがて宮中に女官として上がり、紆余曲折を経て王の主治医となる。
チ・ジニ(지진희) / ミン・ジョンホ(チョンホ)
出典元:www.yna.co.kr
内禁衛の武官。チャングムの力強い味方。
イム・ホ / 国王・中宗(チュンジョン)
出典元:news.khan.co.kr
クーデターによって朝鮮11代目の王の座に就く。
『宮廷女官チャングムの誓い』あらすじ紹介
出典元:m.chosun.com
幼い頃、自分のせいで両親を失したと思っているチャングムは、亡き母と同じように女官の道に進み、母の死の真相を知ることになる。
陰謀が渦巻く宮廷でチャングムは自らの才能を発揮しながら因縁は常に付きまとう。
ストーリーの前半は宮廷料理人として、後半は医女として活躍し、最後には王の主治医まで上り「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの女性の半生を描いていく。
「宮廷女官チャングムの誓い」各話あらすじ(ネタバレあり!)はこちらから
<1話〜10話>
時は、成宗13年(1482年)。朝鮮王朝第9代の王は、元妃のユンを毒殺してしまう。
14年後、燕山君(ヨンサングン)が即位。
水剌間(スラッカン)では、女官のチェ・ソングムの行動を不審に思ったパク・ミョンイが密告したことで、ミョンイは口封じのため毒を飲まされてしまう。
現場にいた親友のハン・ペギョンがこっそりその毒に解毒剤を混ぜて、なんとか命拾いするミョンイ。
チョンスに助けられ、ミョンイは生きながらえる。
8年後、燕山君10年(1504年)。チョンスとミョンイは夫婦になり、一人娘のチャングムを授かった。
一方、燕山君(ヨンサングン)の暴君ぶりは激しさを増していった。
ある日騒ぎが起こり、チョンスが捕まってしまう。家族の命も危ういため、ミョンイはチャングムを連れ逃げる。
追っ手から逃れつつ、連行されたチョンスの後を追い漢陽へ向かう。 なんとか漢陽についたミョンイはチョンスに会いたい一心で、親友のペギョンに手紙を書く。
ペギョンは手紙を 読み、ミョンイとの再会を喜ぶが、再びミョンイは狙われることになる。
ミョンイは命を落とし、娘のチャングムは一人ぼっちになってしまう。
トック夫婦のところでお世話になって2年、酒を届けるため晋城大君(のちの中宗王)とはじめて出会う。
1506年、クーデターが成功し、燕山君から中宗(チュンジョン)となった。その頃、チャングムは宮中へ。
半月がたち、チャングムは女官見習いとしてハン尚宮(ハン・ペギョン)のもとに配属される。
18際になったチャングムはチェ尚宮に叱られながらも、好奇心はそのままの女性になっていた。
ある日事件が起き、チャングムは菜園に配属されてしまう。菜園とは、宮中で見捨てられた人が配属される場所。
チャングムは、菜園でもその好奇心から薬草の栽培に成功し、宮中の水剌間に戻れることになった。
宮中の書庫でチャングムは、ミン・ジョンホと出会う。
7日後に女官試験を控えていたチャングムは、試験の準備に余念がなかったが、準備していたはずの自分の食材の一部が何故かなくなっていた。
代用の材料を使ってしまったチャングムは落第。
しかし、そこに皇太后が現われ、チャングムの機転に感心し落第を取りやめさせ、チャングムは女官になることができた。
ある日、身ごもった妃の子を女の子に変えてしまう呪いの首謀者がチャングムだと疑われてしまい・・・
<11話〜20話>
無実の罪を被せられたチャングム。チェ尚宮たちの仕業だった。
一方その頃、王子が、食べた料理のせいで、手足が麻痺してしまった。医者たちは、料理に毒が混入されていたと診断したが、食べ合わせのせいだったことをチャングムが証明する。
しかし、そのことで今度はチャングムの味覚が麻痺してしまった。
最高尚宮 (チェゴサングン)の座を巡り、ハン尚宮とチェ尚宮、どちらがふさわしいか試験することになり、ハン尚宮はチャングムを助手にすることに。
味覚が麻痺してしまっているチャングムだったが、ハン尚宮はチャングムの「味を描く能力」を最大限に引き出そうと2人で特訓を始める。
そんな時、宮中のみその味が変わった事件が起こる。
宮廷では、みその味の変化は不吉の前兆とされていたため、その原因を突き止めることが最初の課題になった。
その頃菜園ではウンベクが負傷した兵に蜂の鍼治療をしたところ、回復したことから、チャングムは同じ方法で味覚を戻すのだった。
競合は1勝1敗。最後の課題は皇太后の誕生に出すお祝いの料理に決まった。
ハン尚宮は、祝いの料理でチャングムの母ミョンイとの思い出の甘酢を使うことにした。
そのころチャングムは母の日記から、甘酢の存在を知り、場所を突き止めて・・・
<21話〜30話>
競合中、ハン尚宮は誘拐され、戻ったころにはチェ尚宮側がリードしていた。
そこから怒涛の巻き返しをし、晴れてハン尚宮が水剌間の最高尚宮に任命された。
しかし、ハン尚宮が最高尚宮になった途端、周りから作業をボイコットされ孤立させられてしまう
チェ尚宮は、競合のやり直しを皇太后に直談判した。
一方、チャングムは、母ミョンイの親友がハン最高尚宮であることを知り、二人は喜びを分かち合う。
そして、チャングムは母の死の真相を知ったが、そのことがチェ尚宮にも知られてしまう。
チャングムに身の危険が迫ることが分かるとハン最高尚宮は先手を打つのだが・・・
その頃、中宗が意識不明となり(アヒル事件)、チェ尚宮の企みによりハン最高尚宮の仕業にさせられてしまう。チャングムも厳しい取り調べを受ける。
なんとか二人の無実を晴らそうとチョンホが動き、死刑は免れる二人。
奴婢となり済州島へ送られることになったが、その道中でハン最高尚宮が亡くなってしまう。
「生き延びて、いつか代わりに名誉を回復して欲しい」とハン最高尚宮に託されたチャングムは、ハン最高尚宮の言葉を守ろうとなんとか宮中に戻ろうと脱走を試みる。
そんな中、奴婢のチャンドクと出会う。チャンドクは医女だった。
医女であれば、奴婢の身分でも宮中に戻れることを知ったチャングムは、医女になる決心をして、改めてチャンドクの元を訪れる。
チャングムは、チャンドクの元で医学を学びはじめる。
<31話〜40話>
チャングムはチャンドクのもので修練を続けていたが、海賊の頭を治療したことから、謀反の罪に問われてしまう。
なんとか窮地を切り抜けたチャングムに、次は宮中での医女試験が控えていた。
無事、医女試験に合格したチャングムは、医女の修練に取り組み、晴れて宮中の医局、内医院(ネイウォン)に配属された。
宮中に再び戻ったチャングム。水剌間の最高尚宮はクミョンがなっていた。
そのころ、流産した后は治療の効果も出ず体調が戻らないままでいた。
優れた医女のヨリが診断に当たるが、別の見解を持っていたチャングムと仲間のシンビは再び后の脈診が行い新たに薬を処方する。
ある日、治療を拒む皇太后にチャングムは自分が出す謎に、皇太后が答えられれば自分は命を差し出し、答えられなければ皇太后は治療を受ける、という提案をする。
皇太后の容態が急変してしまい、チャングムは治療のため丸薬を用意したところ皇太后の身体に変化が訪れる。
そのことがきっかけで、后は、チャングムが以前水剌間の女官だったことを思い出す。
そのころ都の近くでは疫病が発生し、中宗は医務官と医女の派遣を言い渡し、チャングムが派遣されることに。
チャングムはできる限りの治療をし始めるのだが、チャングムにも疫病の症状があらわれて・・・
<41話〜50話>
中宗の妃となったチャングムの親友ヨンセンが懐妊。医学の知識を持ったチャングムは、アヒル事件の原因は誤診ではなかったのかと疑う。
誤診が隠ぺいされる前に解明に取り組むチャングムは、中宗の病状日誌にも書かれてない病状があるのではないかと疑っていた。
中宗の病気の真相が分かったチャングム。一時は体調が戻った中宗だったが、容態は再び急変。
しかしチャングムの献身的な治療により、中宗は視力を取り戻し、アヒル事件の関係者を再度取り調べることになった。
取調べが終わり、それぞれの刑が決まる。
中宗は、自分の病を明かし、チェ尚宮一族の悪行も明かした チャングムにご褒美として、なんでも願いを聞いてあげることにした。
チャングムは王にある3つの願いを申し出る。チャングムは中宗に活人署への異動を願い出た。
話の中で、王は中宗に即位する前に自分の元へ酒を届けに来た少女がチャングムであることを 思い出し、懐かしむ。
一方、チャングムは后によって宮中に呼び戻され、難しい決断を迫られた。
そんなチャングムを見かねたチョンホは、一緒に逃げようとするのだが、追っ手に行く手をさえぎられて・・・
<51話〜最終回>
中宗は后にチャングムに治療を任せることを提案するが后は拒み、チャングムは再び活人署へ戻ることにした。
しかし、再びチャングムはキョンウオン王子の天然痘を治したことから、再び王の主治医を命じられる。
ある夜、チャングムは中宗を散歩に誘う。中宗のチャングムへの信頼はどんどん深まっていく。
皇太后はチャングムを側室にするよう中宗に助言するが、王はチャングムのチョンホへの気持ちを知ることになる。
中宗はチョンホに、自分のチャングムへの思いを告げ、チョンホと弓の競争をすることに。中宗はチャングムのことを想いある王命を下す。
チャングムは、今までの功績が認められ、大長今(テジャングム)の称号を与えられた。正式に王の主治医となったチャングム。
高齢が中宗の身体をむしばみ、チャングムは、唯一の治療法としてお腹を切開することを 提案。
しかしこの治療法は、その時代許されるものではなかった。
最後まで中宗を治療したいチャングムだったが・・・
ドラマ関連紹介
出典元:m.blog.naver.com
ドラマの撮影場所は、水原にある華城内の華城行宮です。
またこの作品を通じ、MBC放送局の専売特許であるトレンディ史劇がさらに強くなりました。
出典元:mydramalist.com
このドラマの脚本を引き受けたキム・ヨンヒョン作家は、この作品をきっかけに、時代劇専門家に転向することとなります。
外部情報紹介
出典元:www.msn.com
主演のイ・ヨンエさんは、2009年に結婚。2011年に双子を出産し、一時芸能活動を中断していました。
最近の活動は、「ハッピーエンディング・スターチェア」に参加しています。
「ハッピーエンディング・スターチェア」 とは、社会貢献プログラムのことで、俳優が自分にとって関係のある地域と映画を直接選び、観客と対話して収益を寄付するというもの。
過去には、イ・ビョンホン、チョン・ウソン、キム・ヘジャ、チョ・インソン、ソル・ギョングなどが参加しました。
そこでイ・ヨンエは「親切なクムジャさん」を選び、収益金は地域児童センターに寄されました。
物販情報
「コンパクトセレクション 宮廷女官チャングムの誓い 全巻DVD-BOX」
(言語: 日本語, 韓国語 / 字幕: 日本語)
ディスク枚数: 18
販売元: バップ
チャングムの半生を丁寧に描いた作品
出典元:m.seoul.co.kr
韓国ドラマの代表的な作品といっていいほどの大作となった「宮廷女官チャングムの誓い」。作品の中からたくさんの学びと教えがあります。
ドラマの中で、チャングムの母の親友であったハン尚宮がチャングムにこんな言葉をかけます。
「お前の良さは、みんなより秀でていることではなく、何があっても怯まず前へ進むことよ。みんなが諦めても、お前は立ち上がる。お前は投げ出されても花を咲かせる」
このドラマの本質であるセリフと言えます。
「宮廷女官チャングムの誓い」とは、身分の低いチャングムが大長今の称号をもらうまでのサクセスストーリーを描きたかったのではなく、何があっても怯まず、前へ進み、自分の力で花を咲かせていく。
そんな強い意思を持った女性の半生を丁寧に描いた作品です。
U-NEXTは『宮廷女官チャングムの誓い』すべて見放題
動画配信サービスのU-NEXTでは、今回ご紹介した「宮廷女官チャングムの誓い」全話を含む韓国ドラマ860作品がすべて見放題です。
U-NEXTは31日間無料トライアルを実施しているので、この機会にぜひ「宮廷女官チャングムの誓い」をお楽しみください。
U-NEXT無料トライアルのご登録方法はこちら↓
-
U-NEXT入会(会員登録)のポイント
数ある動画配信サービスの中で最も韓国ドラマの配信が充実しているサービスが「U-NEXT」です。 このページでは、U-NEXTの登録手順について紹介します。 必要なもの、料金、支払い方法、無料お試し期間 ...
続きを見る