グッドドクターなど、韓国の有名ドラマに多数出演しているチュウォンという俳優をご存知でしょうか?
チュウォンは、日本でも幾度となくファンミーティングを行っていて、熱狂的なファンも多いです。
この記事では韓国人気俳優チュウォンのプロフィールや、数々の出演作品のみどころについて解説していきます。
目次
チュウォンのプロフィール
名前 | チュウォン(주원) |
生年月日 | 1987年9月30日(31歳) |
身長・体重 | 185cm、68kg |
血液型 | B型 |
出身 | 韓国、ソウル |
学歴 | 成均館大学演技芸術学科 |
兵役 | 2017年5月16日~2019年2月5日 |
結婚 | 独身 |
所属事務所 | HUAYI BROTHERSエンタテインメント |
日本ファンクラブ | JOOWONジャパンオフィシャルファンクラブ |
趣味 | コーヒーを飲むこと |
事務所も公認の熱愛!
2017年に、韓国でチュウォンと歌手のBoAとの熱愛が報じられました。
これに対して、チュウォンの所属事務所が事実であると認め、BoAの事務所も交際を認めるコメントを発表しました。2人はお互いの事務所公認の関係であったと考えられます。
その後、10ヵ月後には破局したことが報じられました。破局の原因は、チュウォンの入隊や、BoAの仕事の忙しさによるすれ違いのためという説が濃厚なようです。
両者の事務所は、破局についても正式に公表しています。
出演作品
「製パン王キム・タック」2010年 KBS
「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」2011年 KBS
「カクシタル」2012年 KBS
「7級公務員」2013年 MBC
「グッド・ドクター」2013年 KBS
「のだめカンタービレ~ネイルカンタービレ」2014年 KBS
「ヨンパリ(原題)」2015年 SBS
「猟奇的な彼女(原題)」2017年 SBS
チュウォンの出演おすすめドラマ3選
グッド・ドクター
サヴァン症候群の青年、パク・シオン(チュウォン)が障害に対する周囲の偏見や、自身の心の弱さに立ち向かいながら、小児外科医として成長していく物語です。
サヴァン症候群は、自閉症を患っている人の10%が併発すると考えられている症状であり、ある特定の分野にのみ驚異的な能力を発揮するという特徴があります。
主人公のパク・シオンは、脅威的な記憶力と肉体のあらゆる器官の構造を把握する空間認識力を持っているという設定です。
それらの能力を活かして、院内で奮闘する姿が描かれています。
「グッド・ドクター」でのチュウォンの魅力
グッド・ドクターでのチュウォンの魅力は、自閉症の特徴を的確にとらえた自然体の演技にあります。しゃべり方や歩き方まで、サヴァン症候群について詳しく研究されています。
グッド・ドクターは医療ドラマでありながら、主人公パク・シオンの行動から癒しを得ることができるのです。
また、彼を見守る先輩のユンソ(ムン・チェウォン)との関係がピュアな恋愛関係に発展していく過程も見どころの一つです。
猟奇的な彼女
猟奇的な彼女は、2001年に韓国で公開された映画をドラマ化したものです。ドラマ版猟奇的な彼女は、映画の猟奇的な彼女とは時代背景や視点を変えてリメイクしています。
時代を現代から朝鮮時代へと移していますが、映画版の名シーンなども織り交ぜられています。
主人公であるキョン・ウ(チュウォン)は、留学を終えて清から朝鮮へ戻ってきたばかりの秀才で、女性からもとても人気があります。
そんなキョン・ウは、帰国を祝って開かれた宴の帰りに、川に落ちそうな女性を見かけます。
成り行き上、彼女を助けることになったキョン・ウですが、逆に泥酔していた彼女から変質者と間違われてしまいます。
このことでプライドが傷ついたキョン・ウは、二度とこんな女とは関わるものかと心に決めるのですが、再び再会することになり奇妙な関係が始まっていく、というストーリーです。
「猟奇的な彼女」でのチュウォンの魅力
キョン・ウを変質者扱いしたヘミョン王女(オ・ヨンソ)を当初は避け、疎んでいたのですが、関わりを持つうちに次第に彼女のことを愛するようになっていきます。
キョン・ウとヘミョン王女の息ぴったりの掛け合いシーンはユニークたっぷりで楽しめます。またその2人に、ストイックな剣の達人カン・ジュノンが関わってきます。
キョン・ウとは別の愛し方で王女を支え続けるカン・ジュノンとプライドの高い気難しい男であるキョン・ウの王女を含めた三角関係もこのドラマを彩るポイントです。
知的で気難しい男を演じた、チュウォンの演技力にも注目です。そしてこの猟奇的な彼女という作品は、チュウォンの入隊前の最後の作品となりました。
製パン王キム・タック
製パン王キム・タックは、平均視聴率38.6%、瞬間最高視聴率58.1%を記録した人気ドラマです。
物語は、コソン食品という会社の後継者問題から始まります。コソン食品会長の妻インスクには、後継ぎを生むことができず姑から冷遇されていました。
そんな時、使用人ミスンが会長との子を身ごもったことが明らかとなり、激怒したインスクは秘書との間に男児をもうけます。
使用人のミスンは、インスクを恐れて身を隠し、男児を生みます。その時生まれた男児が、タックです。
タックは、小学生の時に自分の素性を知り、コソンの家に引き取られますが、母親のミスンがインスクにより拉致されたことにより家を飛び出し、12年後母を探すことになります。
母を探す中で、出会うのが製パン会の有名人パルボン先生でした。
また時を同じくして、インスクの息子マジュン(チュウォン)も修行のためにパルボン先生に弟子入りをしていたのでした。
そうして異母兄弟が同じ師の元で、パン作りを学び様々な問題で対立していくようになります。
「製パン王キム・タック」でのチュウォンの魅力
チュウォンは、製パン王キム・タックで、タックの生涯のライバルとなる異母兄弟マジュンを演じました。
製パン王キム・タックはミュージカル出身のチュウォンが初めて出演したテレビドラマです。マジュンは、父に愛されようと悲しいまでに努力を重ねていくという役どころです。
常に、心の底に悔しさと寂しさを抱えているという少し影のあるマジュンを、演技中に自然と涙を流してしまうほど気持ちを込めて演じています。
また、パンをテーマにしている点もこれまでのドラマにはなかった魅力の一つです。パンの美味しさを上手く伝えることができるドラマにも仕上がっています。
父に愛されるために努力をし続けるマジュンと父の最後のシーンは見応えありのベストシーンとなっています。演じている本人も涙が止まらなくなってしまうほどだったと言います。
撮影後しばらくは、マジュンの役から抜けることができなかったとのコメントも残っています。
また、パルボン先生の指示によりタックと紐で繋がれるシーンも必見です。異母兄弟である2人が心を開き合うため鍵となる場面です。
撮影時は常に紐で繋がれていることもあり苦労したようですが、観る側にとってはとても興味深いシーンになっています。
製パン王キム・タックでは、チュウォンの初々しい演技をたっぷりと堪能することができます。
様々な役になりきれるチュウォンの魅力は無限
チュウォンは、ドラマによって様々な役になりきれる実力派俳優です。
癒しを与えてくれる優しいイメージの役、気難しくプライドの高い役、心に闇を持ちながらも一途に努力を重ねる役、それぞれのドラマで違う表情を魅せてくれます。
兵役の期間を終えて、これからドラマや映画などでの活躍もますます期待できる韓国俳優の一人です。