1話
 世間を騒がせたユンジョン誘拐殺人事件の顛末を目撃していた幼い頃のパク・ヘヨン。
 警察に向かっても信じてくれず、15年という時間だけが流れ、ついに時効3日前となる。
ユンジョンの母は、事件から毎日警察署に立ち続け、へヨンはプロファイラーという職に就いていた。
ある夜の23時23分、ヘヨンは壊れかけの無線機から名前を呼ばれる。
 通信相手は15年前誘拐事件の捜査中失踪したとされるジェハン刑事だった。
 半信半疑で会話するへヨンだったが、ジェハン刑事本人しか知りえない捜査内容を聞く。
それを元に、へヨンは誘拐事件の犯人とされる男の白骨死体の場所を見つける。
 今になって死体を見つけ出したへヨンに、疑いの眼差しを向ける刑事のスヒョン。
 そんな彼女に、幼い頃ユンジョンを誘拐した犯人を目撃したことを話す。
白骨死体を真犯人と断定し穏便に済まそうとする警察上部に嫌気がさしたへヨンは、同様の話をマスコミに暴露する。
 そこからへヨンのプロファイリングで、真犯人に辿り着き連行するが、時効まで残り20分を切っていた。
2話
 真犯人とされるユン・スアを連行したものの、自白を聞き出せずユンジョン誘拐殺人事件の時効が成立してしまう。
 しかし、別の殺人事件の犯人として逮捕することができた。
それをきっかけに凶悪事件の時効が廃止され、未解決事件専門チームが発足した。
 チーム長となったスヒョンは、行方不明になっているジェハンを慕い、個人で彼の行方をずっと追っていたのだった。
その頃巷を騒がせていた「京畿南部連続殺人事件」を早速捜査することになった未解決事件専門チーム。
 そんな中、ヘヨンは再びジェハン刑事と交信。
 ジェハンもまた、当時から続く「京畿南部連続殺人事件」を捜査していたのだった。
へヨンはまだ事件が起こっていない時間にいるジェハンに、七件目の犯行現場についての情報を伝える。
 ジェハンは現場に向かい、犯人を取り押さえ事前に犯行を防ぐことに成功。
 しかし、その犯人は別人で、真犯人はバスで逃げおおせていた・・・。
3話
 さらに捜査を進めるジェハンとへヨン。
 すると、7件目に続く8、9件目も、その時犯人がバスで逃げていたことを被害者たちが目撃したことによるものだった。
ジェハン刑事はヘヨンから、9人目の被害者は、自分が片想いしていたウォンギョンだと聞かされ青ざめる。
4話
 へヨンはウォンギョンについてジェハンに警告したが、健闘もむなしくウォンギョンは犠牲となってしまう。
しかし、ヘヨンとジェハンの時空を超えた共同捜査により、ついに犯人はバスの運転手の息子ジニョンだと判明する。
 ジニョンは数々の罪を犯しており、それに父親も荷担していたのだった。
5話
 「京畿南部連続殺人事件」解決後、ヘヨンは15年前に失踪したジェハン刑事について調べることに。
 賄賂事件のために失踪したことになっているが、それは捏造だと考えたヘヨン。
 そこには係長のアン・チスが関わっていた。
 ジェハンの行方を調べているヘヨンの様子怪しむスヒョン。
一方、ジェハン刑事は「大盗事件」を捜査しており、再度交信をしたへヨンは事件についての情報を教えることに。
次の朝、へヨンは未解決だったはずの「大盗事件」が犯人逮捕されていると変わっていたことに気づく。
 未来が変わっていたことは当事者のヘヨンとジェハン以外知らなかった。
6話
 「大盗事件」の犯人であるギョンテが出所後、誘拐事件を起こす。
 ギョンテは昔から恨みを持っていたヨジンを拉致し、その車には爆弾が仕掛けられていた。
 スヒョンはヨジン救出に走ったが、爆弾に気づいたへヨンはスヒョンを助けに行く。
 しかしスヒョンは爆弾のスイッチを押してしまい、帰らぬ人となる・・・。
7話
 爆発の後、ヘヨンは無線機でジェハンと交信。
 情報をもらったジェハンは未然に犯人を逮捕する。
次の日の朝、元気に生きているスヒョンを見て安心するヘヨン。
 しかしこれで事件解決は未来を変えると確信し、慎重に動くことに。
その後スヒョンとヘヨンは、20年前から行方不明になっている婚約者を探してほしいととある人物から依頼をされる。
8話
 20年前に自殺していた女性ダヘを捜査していたヘヨンたちは、それが「大盗事件」と関係していると気づく。
一方、ジェハンはネックレスの箱に隠されていた「大規模汚職事件」の証拠を手にする。
9話
 ヘヨンは妙な無線機を持っていることで、係長のアン・チスに目を付けられてしまう。
 しかし、当時のジェハンを行方不明に追いやった自分を責めるアン。
そんな中、スヒョンはヘヨンがジェハンが関わった事件について毎回調べていることに疑問を持ち続けていた。
 久々に交信をしたヘヨンとジェハン。
 「ホンウォン洞連続殺人事件」について捜査をし始めると、何故かスヒョンが犯人に監禁されることに・・・。
10話
 スヒョンは無事誘拐犯の元から逃げ出し、現場復帰。
 そんな姿を見たヘヨンは、スヒョンに対し特別な感情を抱き始める。
「ホンウォン洞連続殺人事件」を改めて調べていたヘヨンだったが、山中から新たな遺体が見つかり、警察の初動ミスが発覚する。
11話
 「ホンウォン洞連続殺人事件」の犯人がコンビニ店員ジヌだと突き止めたヘヨンたちは、自殺を図ろうとしていたところを逮捕する。
 事件解決をジェハンに報告したヘヨン。
 ジェハンは当時のジヌを改めて逮捕する。
 すると次の日、「ホンウォン洞連続殺人事件」の九人の被害者たちは元気に暮らしていた。
ジェハンの時代はついに「インジュ市女子高生集団暴行事件」が発生した年に。
 「インジュ市女子高生集団暴行事件」は、ヘヨンの兄が無実の罪で逮捕されてしまった事件だった。
 ヘヨンは捜査をしていたジェハンに捜査の内容を教えるよう頼む。
また、ヘヨンはアン係長から「インジュ事件は偽装だ」という連絡を受ける。
 話を聞きに駆けつけるヘヨンだったが、アンは待ち合わせに指定した病院の前で倒れていた。
12話
 行方不明となっていたジェハンは実は現代では殺害されており、その犯人は自分だと力を振り絞り伝えるアン。
 それを聞きショックを受けるヘヨンとスヒョン。
アンに言われた通りの場所を捜査すると、そこには白骨化した遺体があった・・・
13話
 白骨化した遺体がジェハン刑事と認定される。
一方、「インジュ市女子高生集団暴行事件」で兄が逮捕され、一人残された幼きヘヨンを陰ながら見守り資金を送っていたのはジェハンだということに気づいたへヨンは涙する。
 まだ生存している交信中のジェハンに気をつけるようにと伝えるヘヨン。
 しかし、ジェハンは捜査を諦めないと決意する。
14話
 ヘヨンはジェハンから「インジュ市女子高生集団暴行事件」の真犯人はチャン・テジンだと聞く。
 悔しい思いで自殺をした兄を思うヘヨン。しかしまだ事件は終わっていなかった。
 アンが数日前ヘヨンに伝えたかったこととは、ヘヨンの兄が実は他殺であったということだった・・・。
15話
 へヨンは、必死の思いでジェハンに自分の兄が他殺であったことを伝える。
 しかし、ジェハンは事件解決に間に合うことなく、ヘヨンの兄は殺されてしまう。
一方、ついにヘヨンがジェハンと交信していることを知ったスヒョンは、涙ながらにジェハンに殺されてしまうから気をつけるようにと伝える。
 捜査をしている中、スヒョンに銃口が向けられたのを目撃したヘヨンは彼女をかばう。
16話
 ヘヨンが撃たれ、危篤となってしまう。
 目覚めると、ヘヨンは交番勤務となっていた。
 警察は事件のことを何一つ知らず、へヨンは何があったのかわからないまま、とあるフロッピーディスクを受け取る。
 ヘヨンがフロッピーディスクの消印を追うと、そこにはスヒョンの姿があった・・・。