7日の王妃のあらすじ・キャスト【ネタバレあり】

＜１話＞
時は、朝鮮王朝時代の1499年。記録的な干ばつが全国を襲い、朝鮮10代王のイ・ユン（燕山君）はそれを対処しようとする。
しかし民衆は災いだとし王家を非難し、燕山君の苛立ちは募る。

燕山君の弟イ・ヨク（のちの中宗）は、兄を助けようと祈り祭りを行うのだが、燕山君はそれをあざ笑う。
そんな中、王室の 婚礼が干ばつを抑えるのにいいと聞き、ヨクに妃を迎えてはどうかという意見がでる。
そして、燕山君の側近シン・ スグンの娘、チェギョンが妃候補に上がった。

＜２話＞
シン・スグンはチェギョンを妃にすることに反対し、田舎へ匿う。
一方、何も知らないチェギョンは、突如田舎の生活を強いた両親の言いつけに逆らい、男の格好をして都会の漢陽まで上京しようとする。
しかしその道中で、チェギョンは大切な手紙とお金を盗まれてしまう。

その頃燕山君は、ヨクへの敵対心から、馬に乗って宮廷を出て行く。
途方に暮れていたチェギョンの前を燕山君の乗った馬が通り過ぎ、好機とチェギョンは燕山君を追いかけ、兄の振りをして宿を借りて欲しいと頼む。

＜３話＞
チェギョンの父・スグンがチェギョンを隠したことで、ヨクとの結婚は実現しない方向へ進む。
しかし、諦めていなかった大妃がわざわざスグンの家に出向き、説得を試みる。

一方、燕山君は、先王が残した遺書に、王位をヨクに譲れと書かれてあることを知ってしまう。
王でありたかった燕山君は、書かれてた部分を処分しようとする。

そんな中偶然にも出会ったチェギョンとヨクは、少しずつその距離を縮めていく。干ばつのためにも婚礼を結ぶべきだとヨクに話すチェギョンだったが、ヨクは戸惑う。 ヨクの煮え切らない態度をみてチェギョンはだんだん腹が立ってきて。。。

＜４話＞
遺書のせいで、王位の座が危ぶまれる燕山君は、ますますヨクのことを憎むようになり、刃を向ける。
実の兄に殺されそうになり、なぜそのようなことが起こっているのかついていけないヨク。
一旦その場は収まったものの、燕山君の暴君は続き、ヨクを獄舎に閉じ込めろと命じる。
チェギョンは、ヨクを助けようと向かった宮殿で、以前出会い宿を借りるよう頼んだのが燕山君だったことに気づく。 そして、燕山君も、チェギョンがスグンの娘であることを知る。

そんな中、権力を握ろうとしていた燕山君の部下が、ヨクの暗殺を企てる。
何者かから襲撃を受け、 ヨクの遺体が発見されたのだが・・・

＜５話＞
燕山君の部下から殺されかけたが、実は生きていたヨク。瀕死の状態を看病してくれたのがユン・ミョンへだった。
ミョンへは、看病するうちに、ヨクに惹かれていく。

ヨクは自分の生存を知らせないまま、そこから５年の月日が流れる。
燕山君の暴君を止め、自分が王座につくため、そして燕山君に復讐するため、５年ぶりに都に戻ったヨク。
その頃、密かにヨクの法事が行われていた。 その法事で、ヨクが死んだとばかり思っているチェギョンの前に彼にそっくりな晋城大君を見かけ、強引に引き止める・・・

＜６話＞
チェギョンは、晋城大君がヨクに違いないと確かめようとする。
ヨクは、チェギョンは燕山君と結婚したいと思っていると勘違いし、自分が苦しんでいる間に、燕山君と仲良くなっていたチェギョンのことが許せずにいた。

＜７話＞
チェギョンは、晋城大君の正体がヨクだと確信する。どうして今まで嘘をついていたのか晋城大君に問い詰めていたとき、追っ手が現れ晋城大君は毒矢に当たってしまう。

なんとか追っ手から逃れ洞窟に身を隠す二人。
チェギョンは何年もの間、晋城大君を心配し続けてきた自分の気持ちをぶちまけ、晋城大君は自分の身に起きたことを全て話す。

一方、燕山君は部下のイム・サホンに命令し、晋城大君を捕まえようとしていた。

＜８話＞
燕山君の命令によって晋城大君を捕まえようとしていたサホン。
チェギョンがサホンの手下によって捕らえられてしまう。

サホンは、チェギョンを木に縛り付けて、晋城大君を誘き寄せようと企んでいた。
チェギョンの状況を知った晋城大君は、すぐにでも彼女を助けに向かおうとするのだが、毒矢のせいで思うように体が動かず・・・チェギョンは死を覚悟していた。

＜９話＞
チェギョンを救うため、自ら朝廷に戻ったヨク。内心穏やかではない燕山君だったが、臣下の前では弟が無事戻ってきたことを喜ぶふりをする。

５年ぶりに現れた晋城大君（ヨク）に驚く臣下。チェギョンは無事助け出され、治療を受ける。
ヨクは、自分とチェギョンの汚名を注ぐことを固く決意する。

＜10話＞
チェギョンは、晋城大君に、もう二度と会わないという覚悟で自分の本当の気持ちを話し、2人は抱き合いお互いの気持ちを確認する。
その様子をなんとも言えない表情でみていたのがチェギョンに恋心を抱いていた燕山君だった。

しかし燕山君は、二人に婚礼を上げろと命じる。戸惑うチェギョンと晋城大君。 一方、チェギョンの両親は、二人の結婚に反対する。

＜１１話＞
二人の結婚を認めたはずの燕山君だったが、抑えきれなくなったチェギョンへの想いに、チェギョンは自分のものだと言い出す。
チェギョンは、燕山君に晋城大君が謀反しないか見張るのが務めだと命じられ、やむを得なく承諾し婚礼を認めてもらう。
一方晋城大君は、燕山君の暴君を止めなければと、すでに謀反を企てていた。

＜１２話＞
晋城大君とチェギョンの婚礼が厳やかに行われたが、二人が一緒になる喜びを分かち合うこともなく、晋城大君はどこかに行ってしまい不安になるチェギョン。
そこに燕山君が近づく。

実は晋城大君は、燕山君の狙いがソノと彼の父親だと気づき、二人を助けるため駆けつけたのだった。問題が解決するとチェギョンのために花を買い、家に帰るのだが・・・

＜１３話＞
チェギョンは、晋城大君が謀反を企ててることを知ってしまい、ショックを受ける。

晋城大君はチェギョンが自分たちの計画を知ってしまったことに気づいたが、黙っていることしかできなかった。
晋城大君は宮殿に戻っているはずのチェギョンの姿が見えず、不安になり探しに行くのだが。。。

＜１４話＞
チェギョンは様々な思惑が飛び交う王宮で周りを信用できなくなり疑心暗鬼に陥っていた。
チェギョンは、ヨクに好意があったミョンへを小間使いとして雇い晋城大君に紹介するが、とある危険を察した晋城大君は、チェギョンを実家に戻す。

＜１５話＞
燕山君は、チェギョンの身体に予言の入れ墨があることを知り、チェギョンを捕らえる。
それを知った晋城大君は急いで宮廷に向かう。そして自らが手に入れた先王の遺言を燕山君に見せ、王位の座を燕山君に譲ると言い渡す。

晋城大君は、チェギョンのために王位の座を燕山君に譲ったのだった。
燕山君の暴君を止めようと、自分が王位につくために謀反を計画していた晋城大君だったが、いつの間にか自分自身が暴君になっていたと気づき、王になる資格はないと考えた結果だった。
チェギョンと宮廷を離れのんびり暮らすことを選んだのだが、燕山君は晋城大君のその選択に自尊心が傷つきさらに手のつけられない暴君となる。

＜１６話＞
怒り狂った燕山君は幻聴が聞こえ、まともな判断ができなくなっていた。
怒りは、チェギョン諸共チェギョンの父スグンにも向き、一家を殺害しようとする。

覚悟していたスグンは、娘のチェギョンだけは守ろうと自分の元から遠ざけようとするが、チェギョンは父親と一緒にいることを選ぶ。
やがて、燕山君自らチェギョンの尋問が行い・・・

＜１７話＞
晋城大君とチェギョンは燕山君と追っ手から逃走を図るが捕まり、仲間だったソノがヨクとチェギョンの身代わりになって全ての罪を被り、死んでいく。
その命令を下したのがチェギョンの父スグンだった。
それを知ったチェギョンは父を責めるが、自分に疑いがかけられていたため仕方なかったという。

燕山君の暴君によってヨクもチェギョンも逮捕されてしまい、二人とも牢獄へ。
晋城大君は、燕山君が自分を改めて殺そうとしていることを知る・・・

＜１８話＞
離れ離れになってしまった晋城大君とチェギョン。
二度と会えないと思っていたが、2人は再会し、つかの間の時間を過ごす。そしてチェギョンに燕山君から王位を奪う計画を話す。

宮殿に戻ってきたのは国民を幸せにするためだという目的を掲げる晋城大君。
晋城大君は、反乱を起こすため協力者を集めようとするが、スグンには断られてしまい・・・

＜１９話＞
ついに、晋城大君は反乱に成功し、燕山君は廃位。晋城大君が中宗王に即位する。
しかし、反乱の中でチェギョンの両親が殺害されてしまい、中宗を恨むチェギョンは両親の仇を取ろうと、刃を突き刺そうとするが、愛した晋城大君を殺すことはできなかった。

中宗は、チェギョンに殺されて当然だと思っていたが、チェギョンは今さら親の敵討ちをしても仕方がないと中宗を許す。
そして、彼と歩んできた道を振り返りながら、二人の関係を再び作っていく。チェギョンは王妃になる覚悟ができていた。

＜２０話＞
中宗が王になってから、民衆の生活は再び平和を取り戻していたが、臣下はそうではなかった。
チェギョンのことをよく思っていない臣下のウォンジョンは、チェギョンに燕山君の逃亡を助けたという罪で罠に嵌める。
チェギョンは、ウォンジョンの罠に気づいていたが、中宗のことを思いあえて冤罪を認め処刑台に。間一髪のところで中宗が現れ、チェギョンは救われるが・・・

愛し合い、憎み、また共に歩むことを決めたふたり。
周囲を巻き込んだふたりの運命はどこに落ち着くのか？