『100日の朗君様』のキャスト・あらすじ紹介(ネタバレあり)

1話
将軍ごっこが大好きな少年イ・ユル。
奴婢の子を相手にやりたい放題しているところに現れた、聡明で正義感の強い女の子ユン・イソに一喝され、心を奪われる。

ソイが気になるユルは、桜の木の下で、大きくなったらソイと結婚すると宣言する。
ユルは父親に外出禁止と言われた日に屋敷を抜け出してイソに会いに行き、そこで２人はイソの父親が殺されるのを目撃する。

イソの兄はイソを連れてその場を逃れ、残ったユルはキム・チャオンの前に立ちはだかり、止めに入った。
しかし全ては自分の父親が王になる為の謀反だったと知ることになる。

母親さえも亡きものにされたユル。
あの日から１６年世子となったユルは心を固く閉ざし、王宮で孤独な毎日を送っていた。

2話
満月の夜、橋のふもとに生き別れた兄を探しにやって来たホンシム。
桜の木の下でホンシムを偶然見かけたユルは、イソが生きていたらきっとああなっているはずだ、と追いかけるが、見失ってしまう。

不穏な空気が漂う王宮で、ユルは自分を暗殺しようとしている動きを掴み、驚くべき事実を突き止めた。
しかし、王である父イ・ホに取り合ってもらえず、そのまま王の代わりに雨乞いにでかけることに。
その山中、襲撃を受け、絶体絶命に陥るユル。

一方、結婚を拒み続けるホンシムは、パク令監の５番目の妾にならないかと話を持ち掛けられ・・・。

3話
なんとかホンシムを手に入れたいパク令監は、県監に指示を出しホンシムを１００叩きの刑にする。

そこへホンシムの義父ヨン氏が記憶を失ったユルを許嫁のウォンドゥクとして連れて現れる。
釈放されたホンシムは、兄と再会するまで結婚はしたくないが、１００叩きにあって死ぬか妾になるくらいなら・・・と、記憶のないウォンドゥクに嘘をついて結婚を迫る。

はじめは「お前に何も感じない。」と結婚を拒んだウォンドゥクだが、ホンシムの真剣なまなざしに結婚を受け入れる。
王宮ではユルが行方不明であることは隠され、密かにユルの捜索が続けられていた。

4話
結婚をしたもののこの男が本当にウォンドゥクなのか確認するため、ウォンドゥクを連れて生まれ育った村へ向かうホンシム。
事実を知られたくないヨン氏が山賊を使い2人の邪魔をする。
せめて食べる分だけは働けというホンシムに、ウォンドクは「働きたくないし、食べない」と言ってホンシムを怒らせる。

町にでたウォンドゥクは高利貸しに騙され大金を受け取り、高級品を買って部屋を自分好みに飾り立てた。
怒ったホンシムは借金を払い終えるまで離婚せず、労働者としてウォンドゥクを家に置くと決意する。

その頃王宮では、ジェユンがユルの行方不明と内医女の殺人事件に関わりがあるのではないかと考え、事件を捜査し始める。

5話
水瓶を運ぶ仕事中に倒れたウォンドゥクを夜通し看病するホンシム。

目覚めたウォンドゥクは自分がどんな人だったのか教えて欲しいとホンシムに聞くが、ホンシムは答えられない。
色々な仕事をさせてみるが何一つ上手くできず、トラブルばかり巻き起こすウォンドゥクに耐えかねて、父親の墓石の前で涙を流すホンシム。
一方王宮では、遺体が世子ではないと気が付いたキム・チャオンがムヨンを呼び、ユルを探し出し生きている場合は殺せと命じる。

そして、王には死体は世子だったと報告した。

6話
世子を探しにムヨンは近隣の村を捜索する。
そこでホンシムと再会する。

はじめは人違いだと無視するムヨンだが、涙ぐむホンシムを見て兄であることを認め抱きしめる。
ムヨンは事が解決したら迎えに行くと言って泣きすがるホンシムを置いて去って行った。

その一部始終を遠くから見ていたウォンドゥクは、ホンシムの想い人だと勘違いし嫉妬する。
王宮では遺体が世子ではないと気が付いたヤン内官が捕らえられる。
ジュユンがヤン内官に会いに牢へ行くと、そこには首から血を流し倒れているヤン内官が・・・。

7話
パク令監の指示で男たちにさらわれたホンシム。
ホンシムを助けるため颯爽と馬に乗り駆け付けたウォンドゥクは、木の枝一本で男たちを退治する。

その姿をみたホンシムは驚き、ウォンドゥクの正体を疑い始める。
一方ジェユンはユルから渡された密書の謎を解くため教然堂へ侵入し捕らえられ拷問を受けることに。
そこでジュユンは世子の密書をキム・チャオンに見せ取引をする。

官衙ではチェ県監が矢文を放ったとしてウォンドゥクを捕らえ拷問しようとしていた。
しかしそこへ暗行御史が突入してきて・・・。

8話
ヨン氏から、ウォンドゥクが実は誰なのかわからない、と打ち明けられたホンシムは、ショックを受ける。
ウォンドゥクになかなか事実を打ち明けられないホンシム。

大麦畑で、世子であるウォンドゥクに矢を放ったムヨンは、世子と一緒に暮らす女がホンシムだと知り驚く。

一方、世子の死で後悔と悲しみに打ちひしがれている王イ・ホは、世子嬪キム・ソヘから懐妊を告げられ困惑する。

9話
兄が迎えに来たことでウォンドゥクに本当のことを打ち明けたホンシム。
ショックを受けるウォンドゥクは、ヨン氏に自分を見つけた場所に連れていってもらい、記憶を辿り始める。

そしてホンシムに、結婚を始めたのはおまえだが終わらせるのは自分だと言って、自分が別れると言うまで夫婦でいると宣言する。

一方、世子嬪と一緒にいるところを矢で襲われたムヨンは意識を失う。
ホンシムたちの村に新しい県監として赴任してきたジェユンは、ホンシムと再会する。

10話
記憶を辿って漢城へ行ったウォンドゥクが戻ってこないかもしれないと、ホンシムは不安になる。
帰りを待つホンシムを見つけ抱きしめキスをするウォンドゥク。
そのとき、雨が降り、ウォンドゥクは喜ぶホンシムの手を握り、小屋で雨宿りをする２人。
記憶を取り戻したのかと聞かれたウォンドゥクは何も思い出せなかったと答え、ホンシムと共に生きようと心に決める。

ウォンドゥクが漢城で歩き回ったことで、王宮では世子が生きているのではと噂が流れる。

11話
キム・チャオンを亡き者にしようと刺客を送ったイ・ホ。
しかしキム・チャオンは怪我を負いながらも逃げ切り姿を消す。
キム・チャオンが王宮に戻らない間にソウォン大君を世継ぎとして冊封式を行う準備に追われる臣下たち。

ホンシムの兄が迎えに来たら一緒に逃げることを決めた2人は部屋の中の物を売り引っ越しの準備を始める。

一方、人の顔を認識できないジェユンだがウォンドゥクの筆跡が世子とそっくりなことに気が付く。
そしてキム・チャオンも、ウォンドゥクが生きていることを知り・・・。

12話
仲良く端午祭へ行った2人。
突然ホンシムが消え、現れたキム・チャオンに王宮に戻らなくてはいけないと告げられ、動揺するウォンドゥク。
キム・チャオンはウォンドゥクことユルの記憶がないことを確認し、王宮へ連れて戻る。
ホンシムも、ムヨンからウォンドゥクが世子だと知らされ、ショックを受け涙を流す。

13話
どうしてもホンシムを忘れられないユルは、ホンシムの元へ駆け、変わらぬ想いをぶつける。
しかしホンシムは、私たちの縁は終わったのだから世子嬪の元へ戻るように冷たく言って、背を向けた。
心配で見に来たムヨンの胸の中で号泣するホンシム。

王宮には明の使節団がやってくる。
一緒に来たワン学士の公子がいなくなり、ユルは秘密裏に公子を探す。
ジュユンとホンシムの働きもあって、無事に公子を見つけワン学士に感謝されるユル。
しかし、キム・チャオンに注意するように警告され疑念を抱く。

14話
イソの髪飾りを見つけ、幼き日のイソとの記憶を取り戻したユルは、ホンシムがイソであることに気が付く。

モジョン橋で夜空を見上げながら立っているホンシムを「イソ」と呼ぶ。
振り返り驚くホンシムに髪飾りを見せる。
そして再び会いに来ると告げ、その場を立ち去る。

ヤン内官の意識が戻り日記を探すように言われたユルは、ジェユンに託した密書が日記の隠し場所を示しているのではないかと密書の意味を解き、ついに日記をみつける。

15話
記憶が戻ったユル。
王にキム・チャオンの処罰全権をもらい、着々と反撃の時を待つ。
そして殺し屋ムヨンがホンシムの兄だと知ったユル。
ホンシムもまたその事実を知り衝撃を受ける。

そして世子嬪が懐妊した子が実はムヨンの子供だと知り、2人を逃がすが・・・。
それぞれがユルの記憶が戻ったことを知り、キム・チャオンはホンシムを使って罠を仕掛ける。
罠と知りながらもその中へ突き進むしかないユル。

16話
キム・チャオンと対峙するユル。
同じ罠に二度落ちる気はないと言って、キム・チャオンと刺客たちを制圧した。

そして、この大罪を厳重に裁くと宣言するユル。
しかしキム・チャオンは「私は殿下が望むように生きたくはない」と叫び・・・。

一年後、勇敢に戦ったユルを村人たちは称えた。
村の仲間たちもそれぞれが仕事を持ち元気に暮らしている。

復権してイソとして生きていけることになったホンシムは、ヨン氏と生活を続けていた。
王はユルが結婚を渋るため、ジェユンを叱りつけ秘策を聞きだす。
そして来月末までに結婚適齢期の男女を全員結婚させるよう王令を出す。

その王令に休暇届を出し、イソの元へ向かうジェンユン。
ジェユンの突然の休暇届の理由をヤン内官に聞き急いで後を追うユン。
３人の恋のゆくえは・・・。